不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

都心のパワースポット

 

 

明けましておめでとうございます。

 

4日から出勤ですが、職場近くの神社がここ数年、初詣の人で大盛況です。

 

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こちらは大通りに面している方の列で、奥を左折してさらに10メートルほど先が神社です。年々、列が長くなっています。

 

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6、7年前まで、新年の参拝者といえば近所のサラリーマンがぽつり、ぽつりと現れるくらいでした。何なんでしょうか? この現象は。

 

職場や近所の飲み屋で聞いてみると、「七福神めぐり」というスタンプラリーみたいなことを数年前に始め、この神社もそのうちの一つとしてPRされるように。それに区や地元の有名百貨店なんかも乗っかって、マスコミにも紹介されるようになった。

 

おおよそ、そのような経緯です。

 

元々は商売繁盛に御利益があったそうですがここでお祓いを受けた人が先の大戦に行って無事に帰ってきたり(真偽不明)社殿が大空襲から逃れたりした といった話がまことしやかに広まり、

 

いつの間にか

 

強運、厄除けにも効くパワースポット!

 

と言われるようになりました。

 

先が長くなりそうなので、続きは明日にします。

 

 

今週のお題「年末年始の風景」

年末は金券ショップへGo!

 

 先週末、年賀はがきを買いに、オレンジ色看板でお馴染みの金券屋へ。店に入るなり地下鉄の回数券に目がとまった。270円券が200円で売られているではないか。

 

ちなみに最寄り駅から会社までの片道運賃は270円。ドンピシャだ。「定期を買うよりもこの回数券を大量に買い込んだ方がお得だ」とスーパーコンピュータ並みの速さで結論を導き出した。

 

1月は4日の始業から29日の金曜日まで勤務日数はわずかに19日。三が日と成人の日があるためだ。

 

つまり、200円分の回数券が38枚あれば、

19日×400円=7600円で1月分の交通費が済む。

 

これに対し、同じ区間の定期券代は10,860円

 

差額はなんと3,260円!

 

神田あたりのガード下の立ち飲み屋なら、べろんべろんになれる額だ。ハードカバーの本なら2冊は買える。かくして、店員さんに「これ全部ください」と指さした。奥の在庫も出してもらったが、残念なことに全部で19枚しかなかった。目標枚数には届かなかったが、残りは他の店をあたることにした。

 

聞けば、年末までに売り切らないといけなくて、有効期限が1ヶ月半ちょっとしかないので値を下げたとのこと。

 

お目当てがない人でも、今から金券ショップに足を運べばお得な何かに出会えるかも知れない。

 

 

 

ママさん税理士

ここのところ、情報発信に対するモチベーションが下がっていたので、外部から刺激を入れようとセミナーに参加。ママさん税理士、脇田弥輝さんの出版記念セミナーを聴講しに飯田橋へ。


印象に残ったのは、「20分の1ではなくて、100分の100の気持ち」という話。どういうことかというと、例えば職場の仲間や顧客が20人居るとして、相手を20人いるうちの一人ではなく、常に一対一という思いで接するということ。


ビジネスに限らず、人を相手にする際には大切な心構えだと感じる。自ら動くことで今日は新たな気づきが得られた。


「ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる」
  青色申告と経費・仕訳・節税がよくわかる本

住み替えの自由

 

ここ数年で賃貸住宅は完全な借り手市場になった。特に安定した収入があって都心勤めの手取りがそこそこある独身の若手にとっては、選択肢が広がっている。

 

東京都心の新築マンションはワンルームでも二ケタはするが、築20年や30年といった古いアパートやマンションを改装したおしゃれな感じの手頃な物件が増えてきた。しかも、ナチュラルリフォームと言って、床を無垢板に変えたり、リフォーム中の物件を見せてくれたりする業者も現れた。

 

住み心地に関わるキッチンやトイレ、バスなども清潔でおしゃれな感じにしてくれる物件も人気。

 

十数年前、独身時代に住んでいたワンルームは、JR中央線で新宿から10分の高円寺、駅から徒歩3分の好立地だったが、何しろ狭くて居心地が悪かった。家賃7万3千円で、部屋の広さは17平米、ユニットバスでトイレと風呂が一緒。扉は内側に二つに折れるプラスチックタイプで、締めていても用を足す音が漏れる。女の子など呼べない部屋だった。


さすがに5万円ではムリだろうが、8万円くらい出せば、23区内でもおしゃれな賃貸に住むことは可能だ。ぼろい、古い、暗い物件は借り手がいない。収益を上げたいオーナーにとっては、リフォームしたら家賃を少し高めに設定しても入居者は集まるという。

 

少子化や家余りも悪いことばかりではない。借り手にとっては魅力があって住み心地の良い物件が探せるし、敷金・礼金といった悪しき慣習も無くなりつつあり、引っ越しもしやすくなった。こうした環境の変化は新たな賃貸ビジネスやリフォームビジネスを生み出している。

 

 

人生の折り返しについて

 

40歳が人生折り返し、いや50歳が本当の折り返しだ、70歳までは人生の助走期間に過ぎないー オヤジが読むような(自分もオヤジなのだが)ビジネス誌を読んでいると、人生の後半をいかに充実したものにするかという特集のなんと多いことか。

 

そもそも人は皆、今日、明日死ぬかも分からない。寿命を80年、いや90年と決めて人生設計するなんて楽観的過ぎやしないか。むしろ、「今死んでも周りが困らないためにすべき10のコト」みたいなのを、TABI LABOあたりでやって欲しい。やらないと思うけど。

 

あまり深刻に考える必要はない。借りたモノは返しておくとか、謝るべき人には謝っておくとか、気の進まない飲み会には行かないとか、食べたいモノを我慢しすぎないとか、そんなことだろう。心に引っ掛かることを抱えていてはいけない。

 

そんなことを考えていたら、ふと夜桜を観に行きたくなった。後で後悔しないように、年一回しか咲かない桜を愛でるとするか…

 

 

 

家系ラーメン総本山「吉村家」店主 こんなの誰でも作れるよ、と言い放った件 

  

ラーメン好きなら誰もが知っている家系。そして家系に通う自称ラーメン通も少なくない。何を隠そう、自分もそのうちの一人だ。それでもって愛食者が何かと話に持ち出すのが、元祖たる吉村家直系かどうか。

 

「ここは直系の何とか家で修行した人の店だから本物だ」「あそこは勝手に××家と名乗っているだけだから偽物だ」。過去に自分もしたり顔で友人に蘊蓄を語ったことがある。


「自称家系通」は必ずといって良いほど、総本山詣でをする。もう何年も前のことだが、友人の結婚式帰りに横浜駅西口方面にある吉村家に行った。それ以来、メッカ巡礼はしていない。

 

理由はそれほどうまくなかったから。暖簾分けの暖簾分けの方がいくらでも良い味の店がある。元祖は味が濃くて脂ギトギト感を強く感じた。こんな事を書くと、信者に袋だたきにあいそうだが、個人の味覚なので勘弁して頂きたい。


そこで分かったのは家系には本物も偽物もないということ。


現に、今日テレビのとある情報番組に出ていた吉村屋の店主が、「何とか家」乱立問題について全く意に介していない。「お互いのレベルが上がっていけばいいじゃないか」。さらに衝撃だったのが、秘伝とされるチャーシューのタレについて「これは命ですね」と持ち上げたディレクターふぜいを一喝。「こんなの命なんかじゃねえよ、誰でもできるよ」…

 

信者は茫然自失。実は教祖が奇跡を起こせなかった、みたいなオチではないか。。


入信しなかった自分の判断は間違いではなかった。

 

 

 

手動でサイト、ブログ、SNSをやって分かったこと

 

昨年10月に自前の情報サイトを立ち上げ、年末にフェイスブックページ、今年1月にツイーッター、2月に当ブログを始めていろいろ分かってきたので、途中経過をまとめてみたい。お金を一切かけずに全て自力でどこまで集客できるかを試しているので、広告やbot、有料のSEOコンサルは一切使っていない。

 

サイトの集客は意外にツイッター経由が多い、実数は月間ページビューが何十万、何百万になってから公表したい。今の数字がしょぼすぎるので。ツイッターのフォロワー数の増加は、ツイートの数とフォロー数とある程度相関関係があるようだ。

 

おおざっぱにいうと、フォーローした相手の3割ぐらいがフォロー返ししてくれる。はじめの一ヶ月は2割位しか返してくれなかったので、ツイートの数がフォローの数を超えてくるとフォロー返し率が高まるという仮説が成り立つ。しかも最近になってリツイートやブログの感想などをツイートしてくれる人が増えてきた。ありがたい。ツイッターからブログを覗いてくれるフォロワーが増えている実感がある。

 

フェイスブックはあまりサイトへの集客効果が見込めないので、ちょっと休んでいる。ブログを読んでくれた人がどれだけサイトに来てくれたかは不明で、その辺のところを把握するのが課題。

 

まとめると、毎日何らかのアクションを起こして、それを延々と続けるしかない、というあたりまえの結論に。とりあえずサイトやブログの記事を100本書いて、ツイートを1万回くらいしないと成果が現れない世界なのかな、ということが何となく分かってきた。