不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

年末は金券ショップへGo!

 

 先週末、年賀はがきを買いに、オレンジ色看板でお馴染みの金券屋へ。店に入るなり地下鉄の回数券に目がとまった。270円券が200円で売られているではないか。

 

ちなみに最寄り駅から会社までの片道運賃は270円。ドンピシャだ。「定期を買うよりもこの回数券を大量に買い込んだ方がお得だ」とスーパーコンピュータ並みの速さで結論を導き出した。

 

1月は4日の始業から29日の金曜日まで勤務日数はわずかに19日。三が日と成人の日があるためだ。

 

つまり、200円分の回数券が38枚あれば、

19日×400円=7600円で1月分の交通費が済む。

 

これに対し、同じ区間の定期券代は10,860円

 

差額はなんと3,260円!

 

神田あたりのガード下の立ち飲み屋なら、べろんべろんになれる額だ。ハードカバーの本なら2冊は買える。かくして、店員さんに「これ全部ください」と指さした。奥の在庫も出してもらったが、残念なことに全部で19枚しかなかった。目標枚数には届かなかったが、残りは他の店をあたることにした。

 

聞けば、年末までに売り切らないといけなくて、有効期限が1ヶ月半ちょっとしかないので値を下げたとのこと。

 

お目当てがない人でも、今から金券ショップに足を運べばお得な何かに出会えるかも知れない。