不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

メルマガ、ウェブサイトが無くなる日

 

 

ネット起業を決意してからはや2年が経とうとしている。その間、ウェブ上で起きた変化は劇的だった。最初やったのはノウハウをPDFファイルにダウンロードして販売するという、今となっては古典ともいえる商売。それと並行して自ら立ち上げた情報サイトに広告を貼り付けて(グーグルアドセンス)収益を得る。そのために検索エンジンにサイトを上位表示させるためのSEO対策を講じてきた。それとサイトのスマホ対応、SNSとの連携なども実施。

 


セミナーに出向いてはメディア運営のプロから「PDFなんか売れない」とダメだしされ、有名なウェブマーケターからは「明日からメルマガなんかやらなくていい、はっきり言ってくず」などと言われて落胆した。「最近ではSEOなど無意味」みたなことも囁かれる。けれども今となっては、この経験が財産となった。本で読んだり人から聞いたりした話ではなく、肌感覚として「やってはいけないこと」を理解したからだ。

 

 

これからやるべきことは、コンテンツを適切なタイミングで適切なルートに乗せて提供していくこと、これに尽きる。新たなウェブサービスの活用を考え出した。自社サイトを立ち上げてブログで集客してSNSで拡散するというのはもう古い。具体策についてはネタばらしになってしまうので、年末あたりにでも公開したい。

 

 

「日本人は10%しか行動を起こさない」と、ある有名マーケターは言った。実際はもっと少なくて2,3%じゃないか。その中で1年以上行動を続けている人が10%と仮定すると、自分は1000人いるうちの数人にまで絞り込まれたのではないかと思う。

 

 

このまま走り続けていくしかない。