不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

座して半畳、寝て一畳

 

日本中強烈な寒波に襲われている。沖縄では明日、雪が降る可能性もあるらしい。

 

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最近電車に乗っていると、急に大きなくしゃみをするおっさんや咳き込む人が必ず周りにいる。今日は兜町の道路端で靴紐が解けしゃがみ込んで結び直していたら、向こうから歩いて来たサラリーマンふぜいが、すれ違う少し手前で「ビャックション」。つばきが頭にかかるような勢いだった。都会は一瞬でも気を抜くと危険だ。周囲の警戒を怠ったことを激しく後悔した。

 

冬といえば家の暖房はエアコンなので、間仕切りなしのリビングダイニングから離れられない。3畳ほどの書斎用の部屋があるにはあるが、この部屋はエアコンがないので電気ストーブでは少し寒い。しかも閉所恐怖症なので、ドアは開けっ放しだ。この冬はブログやウェブサイトの更新は専らダイニングテーブルでやるようになった。長年大部屋で常に人が大勢出入りして、テレビは付けっぱなし、電話は鳴りまくりの環境で仕事をしていたせいか、広いリビングで雑音がする方が仕事に集中できる。



人間は座して半畳、寝て一畳あれば生きていけると言うが、家というのは部屋をいくつも作るよりも家族が一つの空間に集まって暮らす方が快適だろう。それに、冷暖房は一つで済むので電気代やエネルギーの節約になる。家計にも地球にも優しい。



この土日もリビングダイニング中心の生活になりそうだ