不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

コンビニのマルチコピー機でこんなこともできた

 

去年の夏、安保法案に反対する学生グループ「SEALDs」のデモで、参加者が手にしていたプラカード。これをコンビニで印刷できるようにした話を聞いて、これは面白いと思った。仕組みは簡単。ウェブサイトにプラカードの見本とID(予約番号)が載っていて、コンビニのマルチコピー機でそのIDを入れて、大きさを指定してお金を払ってスタートボタンを押すだけ。

 

 

社会保険などの公的な申請書もコンビニで印刷できたら便利じゃないかと思って調べたところ、あったので試してみた。中小企業で働く人やその家族が入っている健康保険「協会けんぽ」の支給申請書。例えば高額医療費支給申請。大きな病気やけがなどで治療費が何万円もかかった時に後から申請すると、治療費の大半が戻ってくる制度。大企業のサラリーマンや公務員は、勤め先が勝手にやってくれるので関係ないが、中小企業の従業員などは自分で申請しないとお金が返ってこない場合がある(なんという不平等)。

 

 

協会けんぽ全国健康保険協会)のウェブサイトを開き、高額医療費支給申請書に割り振られたID(数字)を調べておく。スマホがあれば、画面を見ながらコンビニの端末で操作できる。

 

⇩ こんな感じ

 

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これから役所などにも、こうしたサービスが広がるだろう。