不惑草紙

編集者、ライター。紙とネット、リアルとバーチャルを行き来する日々のあれこれ。

デジタルデトックス

 

今週のお題「今年こそは」にピッタリはまる出来事があったのでアップ。

 

きのうは仕事が終わると、そそくさと六本木に直行。日比谷線を降りて向かったのは、キャバクラではなく、ミッドタウンタワーの7階。六本木の交差点から東京タワー方面と正反対に歩いて行くと、左手に煌々と光る楽しそうなお店の看板。

 

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横目でネオンを見やりながらも、断腸の思いで回れ右して信号を渡る。ルビコン川の決断だ。すると目の前に現れたのは、東京ミッドタウン。奥の高いビルがミッドタワー。

 

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エレベーターを降りると、「夜の読書館」の案内があり、ここが今回の目的地。怪しげな置物を見ていかがわしい事を思い浮かべたあなたの心は汚れている。

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ここは詩人の菅原敏さんが「館長」を務める読書館で、第1週水曜日の夜6時30分から9時45分まで開いている。入場無料のうえに、当日は館長自らドリップコーヒーをふるまっていた。


事前予約不要、スマホなど電子機器の電源を切り、静かにしているのがルール。チェロの生演奏が心地よく響く中で、20人ほどが思い思いに館内の書籍や自分で持ち込んだ本を読む。私は館内にあった本を二冊手に取り、終始リラックス。もちろん、アルコールをー滴も口にせず家路を急ぐ。


「今年こそはアフターファイブを充実させる」という目標に向け、三日坊主にならないことを誓いつつネオン街を後に・・・


館内で読んだのは以下の本たち